2018年03月12日
【自作?】M4 MWS ティアドロップフォワードアシストノブ
(Photo by いーさんさん)
ここ一ヶ月はものすごい忙しかった龍角散です
ちょうどよくアイテムが届いたので、息抜きとしてブログ更新です
今回の話題は、横田空特隊員が使用しているMk18(CQB-R Block2)を東京マルイのM4 MWSで
再現する上で鬼門となっていたティアドロップタイプのフォワードアシストノブですが
この度実現の目処が立ったのでそちらの方を記事にしていきたいと思います
東京マルイさんのパーツリストでは『MGG2-97』に当たるパーツですが、2018年3月現在
本パーツは純正の他にGunsModifyからスチール製の物がモデルアップされています
しかしそちらの製品は通常の円筒タイプのフォワードアシストノブであり、ティアドロップタイプではありません
そこで純正のフォワードアシストノブをデジタルノギスで採寸しモデリング
リブの部分はCYMA製のXM177 AEGから採寸
大まかなモデルが完成しました
パーツリストを見ていただくとわかるように、純正のフォワードアシストノブは2ピース構造となっています
フォワードアシスト機能をライブにするにはこのパーツがきっちり組み上がるようにしなければならないのですが
私のモデリング能力不足と、後述する材料単価の影響もありオミットすることにしました
前回3Dプリンタを購入した私ですが、ABS及びPLA樹脂では銃の可動パーツとしての強度が確保できない
おそれがあるため、樹脂素材は使用しないことにします
加えて、削り出しは歩留まりが悪くかつ手間もかかるため、ここはDMM.makeというサービスを使って造形したいと思います
DMM.makeの詳しい内容についてはHPへのリンクを貼っておきますのでそちらをご利用ください
DMM.makeにて発注するということでお話しましたが、その前にDMM.make側にてモデルファイル(.STL)の見積もりがあります
見積もり自体は簡単で、ファイルをアップロードすると自動で行われ、結果がメールで通知されます
内容としては、DMM.makeで使用できる素材各種でファイル同様の造形物を出力した場合の金額と
使用できる素材が一覧で表示されます
(出力の可不可は各材料に依存する→3Dデータのルール)
今回は強度が必要な可動パーツなため、出力精度がよく造形物がそのまま機械構造に使用できる
ほどの強度があるチタンで造形することにしました
こちらのオブジェクトを見積もりに出したところ、10~20分程度で見積もり完了
内容を見てみると8000円近い金額が・・・
それもそのはず、DMM.makeによるとチタンはDMLS(直接金属レーザー焼結法)という方法で造形され
1立方センチメートルあたりの単価が1050円、その他諸経費も合わせるととんでもない値段になります
こうなったら可能な限り肉抜きして価格を下げるしかありません
そうして最終的に出来上がったファイルがこちら
表面から見えない部分は大胆に肉抜きしました
これ以上薄くすると造形が不可能になったり、造形出来たとしても強度的な問題があるためこの辺が落としどころだと思います
長くなりそうなので一旦ここで記事を分割します
↓パート2↓
※追記:ナイロンVer完成、大幅値下げ!